かるぺでぃえむ。

就職前の人生夏休み謳歌なうな関西人

本⑧ 全国床張り協会名誉会長のイトウさんの本でナリワイを学んだ。


こういう企画やっています。


全国床張り協会 名誉会長の伊藤さん、ということをタイトルに書きましたが。
彼を知ったのは「現代の魔法使い」とよばれている落合さんとかと一緒にテレビに出演していて、
「なんだこの人たち、くそおもしれぇ!」ってなったのがキッカケです。



今回は、「ナリワイ」について書いている本を読みました。

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方


最初の文章を引用しますね。

 ナリワイとは、生活の充実から仕事を生み出す手法である。作戦としては、守りを固めてから攻めるのが、基本である。
 どういうことかというと、何よりもまず、支出をコントロールし、無駄な支出を減らす。支出を減らすことで、むしろ生活が豊かになるような工夫を考えて減らす。


 ナリワイで生きるということは、大掛かりな仕掛けを使わずに、生活の中から仕事を生み出し、仕事の中から生活を充実させる。そんな仕事をいくつもつくって組み合わせていく。いわば現代資本主義での平和なゲリラ作戦だ。


イトウさんの、むしろ色んなナリワイを持ってゆるくお金を稼ぎつつ、生活していくスキルを高めたほうがリスク・ヘッジになるという考え方は珍しいものではないでしょうか。

イトウさんのあくまでも自分はバリバリ働く「バトルタイプ」でもないし、一人で仙人のような生活ができる特殊なタイプでもない、平民タイプであり、その中でに何ができるかということに主眼を置いています。


副業が流行った時期にすぐ挫折したような人に太子ても、

レバレッジなんたら」、「今すぐこれで成功する」というような、ちょっとやったらすぐ成功するようなイメージを撒き散らしている本や情報には浸からないで、一見地道に見える「鍛錬」が大事なのである。まずやってみれば、何が必要な情報かが自ずと分かる。それから本を読むくらいでちょうどいい。

ちょっと昨日のちきりんさんの本とかぶるところもありますね(
http://carpe-diem.hateblo.jp/entry/2017/01/01/013547)。

世の中で「まずやってみる」の大事さは、情報に溢れる現代だからこそ所々で強調されていることのような気がします。



くそーすでにかなり長くなってしまった。会社員で悩んでいる人向けにあった部分があったのでそこだけシェアして記事を終わりにします。

「会社ではあんまり生きている感じがしない、なんとなく辞めたいなあ」という方は、辞めるべきかどうかと悩むよりも、とりあえず余暇でナリワイをつくりまくって、それが忙しくて会社に勤められない、というぐらいになってしょうがなく辞める、ぐらいの気持ちいたほうが自然でよいと思う。あんまり悩むと、決断ができない自分に嫌気がさしてしまう。そんな無用な嫌気で自分の評価を下げる必要はない。


資本主義的な生き方につかれた方に、是非手にとってみてほしい本ですね。
ナリワイの魅力をこのエントリー内でほぼ伝えられなかったので。



でもそういった様々な(遊びのようにワイワイと)仕事をして、それで仲間との絆を深めて、楽しく工夫して生きる。
結局仲間ができるという部分が大きいとイトウさんも指摘していて、そういった”繋がり”がやっぱり大事なんだなぁと改めて思いました。

大学生やりきる企画の途中経過<第2週>

carpe-diem.hateblo.jp
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一回記事消えて萎えちゃいました。もうかるーく書きます。

大学生やりきる企画と題して↑のような企画やっています。



年明け前まで、12/31までの目標と達成率はこうでした

映画 目標15/30  達成10/30
本  目標10/30  達成7/30

全然だめです。

でも この本 が、早めに仕事終わらせろ。余裕を持てって教えてくれたので。


今週勝負をかけます!!!目標はラスト1週1日1本ペースに戻すことです!
1週間で。。。

映画 12本・・・7(スターウォーズdayやる)/1/1/1/1/1 ペースで見る。
本 15冊・・・3/3/2/2/2/2 ペースで読む。


映画フォーカスの日は本読まないって感じですね。
あと毎日明日読む本、見る映画をしっかりスケジューリングして管理します。


明日はとりあえず、『ソース』『ナリワイをつくる』『生産性』を読みます。
映画は、Amaterasが紹介してた(http://kai-you.net/article/36716)『アンチクライスト』『メビウス』(2013)『シャイニング』あたりから見ます。



よーしがんばるぞおおおお

本⑦ ちきりんさんの本さらに読んでみた

あけましておめでとうございます。年末年始とか関係なくむしろ家でゆっくりしてます。

「Chikirinの日記」の育て方

「Chikirinの日記」の育て方



ちきりんさんの主張は一貫していて、


「大切なのはブログ」

「ブログの価値を高めるために全てをする」

「安直なマネタイズはむしろブログの価値を落とす」



というものでした。軸がしっかりしているのが印象的でした。



では僕自身がハイライトをひいた二つの場所を紹介します。


ちきりんさんは自分自身の文章について、辞書に載っていないような言葉も使っていないし、「文章力がある」とは思えないとしています。

それでも評価されるのは、伝えたいメッセージが決まったあとに、「そのメッセージを伝えるための論理構成を決める(考える)」ことをしっかり行っているからだと言います。

ここをしっかり考えるために、分かりやすく感じられるような文章が書けるというのです。

一つ一つの記事を適当に書いている僕にとってはなんとも耳が痛い話ですね…。



また、ご自身が成功したことについて

成功するモノの多くがそうであるように、「Chikirinの日記」も様々な幸運に恵まれました

と分析されています。


たまたま、はてなブログを使ったこと。会社員をやめたタイミングで自由にはやっているツイッターで発言できたことなど。

ご自身の持っている素質と環境とが、ぴったり一致して成功したと。



読んでいて説得力もありますし、そうだとは思いましたが、
それでも安易にマネタイズに走るのではなく、ご自身のやりたいことがハッキリしていて、そこを求めている人たちに対してしっかり価値提供できているからこその今の立場があるんだろうなぁ、と思わされました。


本のタイトルにある「Chikirinの日記」、是非読んでみてください。

Chikirinの日記




それではちきりんさんのアイコンになっている決め言葉で!
(アイコンになりかけていることを発見し、それを活用するしかないと思い〆の言葉を統一したそうです)


そんじゃーね。

映画❿ 『世界の果ての通学路』が価値観広げてくれた。

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今日までに決めていた目標を一向に達成できないどころか、大幅に下回っています。こんにちは。


そろそろマジで やっべぇぞーーーーー
って感じでとりあえず一本映画見ました。



huluでドキュメンタリー映画のカテゴリー付けされてました。

そうですね、ドキュメンタリーだと思います。


途上国を中心に、5組くらいの子どもたちが学校へ登校していくのを描いています。

学校に当たり前のように通える幸せを再確認しよう、ということで。

日本で恵まれている環境で育っている僕たちにとっては、自分たちの常識をぶっ壊し、価値観を広げてくれる良い作品だと思いました。



この作品を見ていると子育てのこととかも考えさせられました。彼らは子どもを子ども扱いしすぎていないんですよね。

何十キロと離れた学校へ通うのですが、(余裕がないのもあると思うけど)しっかり子どもに注意する点を伝えた上で「気をつけて行ってこい」と。



子どもたちは勉強に対して本当に意欲的に見えました。 なにが僕らとあそこまで変えるのか、と思ってしまいます。

僕が育ってきた環境の中では、友人にあそこまで勉強意欲が高い人っていうのは本当にごくわずかでした。

経済的に恵まれていないからこそハングリーになれるのかなとは思いましたが。本当にそれだけなんでしょうか。

僕たちは恵まれていて、チャンスもある。だからこそ頑張れない。うーーーん、 そういう点でも考えさせられる作品でしたね。



最後に障害を抱えて車椅子生活をしながらも、兄弟に車椅子を押してもらって学校に通っていた子どもの言葉で締めます。

何も持たずに生まれ
何も持たずに死ぬ

それが人間だよね

本⑥ 無印の強さはコンセプトにある、らしい。

最近ずっとやってます「学生生活やりきる企画」です。
今回も無印関係の本を読みました。


無印良品の「あれ」は決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか?

無印良品の「あれ」は決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか?


何でもかんでもあるブランドで、価格も思っているほど安くはない。でも、たくさんの人に受け入れられて成長し、業績も好調。
なぜ、このようなことが無印良品には可能なのでしょうか?

私は、成功の最大の要因は、無印良品のコンセプトにあると考えています。

無印良品はコンセプトがすごい。
コンセプトをつくる力、使う力がすごいのです。

プロローグより


順番に読んでいったのですが、正直あまり使いたい部分はありませんでした。


というよりも副題を読んでいなかったのですが、

「100億円の価値を生み出す凄いコンセプトのつくり方」

に重点を置かれた本でしたね。 コンセプトの作り方で悩んでいる人向けだと思われます。



ただ、「コンセプトは世界を変化させる原動力、テコになる」という言葉は印象に残りました。

何を重要視するか、っていうのをしっかり設定しておくのは大事ですね。

本⑤ イケアの理念、社内文化が素敵だなーと思った話。

きてますきてます本読みます読みます

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今回はこちら。図書館で無印関連の本探しててふと目についたこちらです。


イケアの商品は全世界共通だ。店舗のスタイルも基本的に同じで、北欧らしさ、スウェーデンらしさを守り、イケア流の路線を貫き通しているように見える。それでいて、文化の異なる国々で受け入れられるのはなぜなのかーー。

その秘密は、創業者イングヴァル・カンプラード氏(今も健在で、今年88歳になる)の価値観を反映した企業理念にある。シンプルで明確なヴィジョンと行動指針が働く人々の共感をよび、ビジネス戦略と人事戦略の両輪をスムーズに動かす潤滑油なのである。


プロローグより

いいですよねー理念。 ヴィジョナリーカンパニーって本読みたいと思いつつもう半年以上過ぎそうです。

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則


ということで今回はそこの理念について着目してこの本読みました。
プロローグにある、
はたして企業理念とは、どのようにして「お飾り」から「ビジネス戦略」へと落とし込まれるのだろうか。
という部分、知りたいですよね!


「ライバルはディズニー」という「これまでと違う家具屋」。
イケアは「より快適な毎日を、より多くの方々に」という「企業理念」に基づく「ビジネス理念」を次のように置く。

優れたデザインと機能性を兼ね備えたホームファニシング製品を
幅広く取り揃え、より多くの方々に購入いただいけるよう
できる限り手頃な価格でご提供すること


明快に示すからこそ、社内のすみずみに浸透しているという。

そして人に注目する。1期の新卒ではスーツ着用はやめさせ、スウェーデンカラーのブルー&イエローのなにかを着用すること、レジュメは必要ないということを提示した。

価値観を重視するリクルーティングによって正社員の離職率はわずか2%に抑えているという。これはさまざまなメリットをもたらす。

パートタイマーもフルタイマーと同じく「バリュー」への共感が重要となり、6ヶ月間の「お見合い期間」が過ぎれば、無期雇用となる。



風通しの良い環境。顔の見える職場。だからこそ責任を担うのも、委譲するのもスムーズ。そうやって各自が休める環境に。上の者がまずはお手本になるというところから休むのも率先して行う。権限委譲によって下の者にもチャンスが与えられる。


最後にエピソードから抜き出しを。

イケアでは仲間に子どもができたと聞くと、周囲が「おめでとう!」と祝福する。
妻がおめでたの男性コワーカー(社員・パートの総称)には、「で、いつ、休暇を取るつもり?」とたずねる。

私はこのエピソードに、イケアらしさが集約されているように思う。


「イケアのすごさは制度面の充実よりも、そういう社内文化を形成し、維持し続けていることだ」


ということだそうです。 いやーイケア、いい企業だなーって思うような本でした。

でも同時に、このような制度や文化を持っていることによるマイナス面などの記述があまり出てこなかったので

若干ただの「賞賛本」になってしまっているような危うさも感じました。



ただ、日本企業の「休めない」という問題は結構深刻だと思っているので。

それを打破するための、企業文化・風土・空気作りっていうのはやっぱり大事なのかなと。改めて思わされました。

なぜ「理念」で業績を伸ばせるのか、っていうタイトルの部分にもう少し突っ込んで欲しかったですね〜

本④ 就活生に目から鱗の内容!!最近話題の?ちきりんさん本読んだ。

ここ2日間映画全く見てません。帰省してペース狂ってますね。やばいよやばいよー現状把握大事だよー

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今回は、ちきりんさんの『自分の頭で考えよう』という本の紹介です。

僕の大好きなストリートファイターのプロゲーマー、Daigo Beast Umehara との対談本もあったのでそちらもすごく気になっています。

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)



ここの第7章
情報ではなく「フィルター」が大事 就活のための企業研究が無意味なワケ


という章が、是非就活生に知っておいてもらいたい情報があったので、シェアしたいと思います。


ちきりんさんはいきなり、大学生の就活人気企業ランキングは、社会人にとって「学生が世の中を分かっていないと示す証拠資料」のようで、苦笑モノだと僕たち学生にとって痛いことを言っています。


ではいきなり核心に入りましょう

よくよく考えてみてください。志望企業を決めるのに、「就職先の現在の売上高や利益率」に意味がありますか? なかには、「オレには利益率が30%以上の会社が向いている!」という人もいるのかもしれませんが、一般的には会社の利益率とその仕事への自分の向き不向きはほとんど関係がありません。


さらにクラクラするほど無意味な仕事の選択理由が「社会の役に立つ仕事がしたい!」というものです。いったい「社会の役に立たない仕事」とはどんな仕事なのでしょう? オレオレ詐欺? それとも銀行強盗??「社会の役に立つかどうか」などというフィルターを使っても、志望業種さえ絞れません。 「成長できる仕事」というフィルターもナンセンスです。「社会人1年目に一生懸命取り組んで、まったく成長できない仕事」なんて存在しません。もし特定の仕事でしか成長できない新社会人がいるとしたら、問題は本人の学ぶ能力の方でしょう。


今の日本の〝就活〟の本質的な問題は、学生がフィルター探しではなく、フィルターに入れる企業情報ばかりを必死で追っているという点にあります。まずは企業情報の収集ではなく、「自分のためのフィルターを見つけることが大事なのだ」という認識が広まることが必要でしょう。


ちきりん(2011)『自分のアタマで考えよう』ダイヤモンド社 第7章より


ということなんです!


就活の始め方って、分からないですよね。

とりあえず自己分析、企業・業界研究、そしてESとか書いてみたりインターン行ったりしてみろと。

もちろん間違っているわけではないですし、全て必要なことだと思います。


でも僕が就活生にまず言いたいのは、まずは

「自分がどんな人生にしたいのか、人生においての仕事はどの位置付けなのか」

を考えろ! ということです。 ブラック企業はダメ、ホワイト企業なほど良い、とか。そんな自分の中でなんとなくイメージ付けられている”常識・バイアス”を信仰していませんか??


仕事をどの位置付けとかするか考える、ということはちきりんさんの「自分のためのフィルターを見つける」と近いと思います。



つまり、趣味を最大限に追いたいとか、あくまでも少ない時間でそれなりにお金を稼げれば良いと思えば、そういうフィルターを設定して企業を探す訳です。「休みが多い、取りやすい」、「それなりに疲れない」仕事というフィルターですね。



僕自身は「成長したい」と考えて就活していましたが、「成長できない会社なんてないんじゃないか」というちきりんさんが指摘していることに正しくぶち当たりました。

でも、そんな中でも「別に安定は求めていない」 「改めて考えるとお金がたくさん欲しいわけでもない」 「見えない縛りとか社内営業みたいなことは嫌い」というようにフィルターを外したり、新たに設定していくなかで、ベンチャー企業ばかり受けていく就活になったのです。


まぁ僕の場合別に成功していないというか落とされまくってるので就活に対してあまり偉そうなことは言えないんですが。

それでも祈られまくったからこそ分かることもあると個人的には思っています



というわけでこのエントリーが少しでも誰かの役に立ってくれれば泣いて喜びます!

もしこんな僕に(来年からスタートアップで働きます)何かしら話してみたいという方はTwitter@CarpeDiemStyHng に対してリプなりDMなり送ってきてください! 暇人なのでどしどし大歓迎です!

少しでも就活生やその予備生に届け!!