映画⑮ 金融危機の裏側を示してくれる『インサイド・ジョブ』が良作だった
今回は、僕が大学で勉強した内容を描いている映画をみました。
- 発売日: 2013/11/26
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これですね。
Amazonプライムの会員なら無料で観れるので、ぜひ観てみてほしいです。
内容としては、リーマン・ショックの裏側を暴くというようなドキュメンタリー映画となっています。
インタビュー形式の映像が多く、正直授業で見るようなタイプの映像ですが、勉強になると思います。
個人的には、勉強した内容の裏付けというか復習になったなーって感じでした。
今の金融危機が頻発している(と言われている)状況を、銀行を始めとする金融業界に好きかってにさせているためという説がありまして。
実際、国際的な資本移動の自由(投資とかではなく単なるお金の移動)や金融業界の規制撤廃(銀行が証券扱えるように等)は、1990年くらいの”新自由主義”と言われるイデオロギーの中で実現されてきたことなんですね。
それ以降、通貨危機(東南アジアなど)や金融危機(リーマンショック、ギリシャ危機等)が起こるようになりました。
この辺、何も見ずに適当に書いてるのでまぁ大雑把にこんな感じです。
でまぁ、この映画では、主に「どれだけ金融業界がお金を手に入れているか(危機を引き起こしたのにもかかわらず)」という内容について言われています。銀行の報酬が高すぎるのでは?それに規制をかけるべきでは?と。アメリカでは「回転ドア」人事が有名であり、企業のトップと政府の役職を行ったり来たり(回転ドアのように)することで、企業は影響力を発揮していると言われています…。
んーーこういう話するならちゃんと根拠出しつつ書きたくなりますね笑
論文の癖です完全に。
こういう金融危機のことを勉強したい、裏側どうなってんの、やっぱ政治だめなんじゃね、みたいな人にぜひみてほしい映画でした!