工業型農業・畜産。食品の安全性。『フード・インク』を観た。
最近、大学で工業型農業・畜産関連の勉強をしています。
いやー全然知らなかったことがたくさん出てきますね。
- 作者: ポール・ロバーツ,神保 哲生
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- 作者: フィリップ・リンベリー,イザベル・オークショット,野中香方子
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とりあえず読んだのはこの辺なんですが、もはや昔のような農業がなくなってきていて、
工場で製品が作られるように食品が作られているということを知りました。
そんな内容が出てくる映画が、「フード・インク」です。
たしかに、良いこともたくさんあるんです。
大量生産できるようになり、儲かった農家もいるようです(強くなった小売に値下げプレッシャーや設備投資の圧力をかけられて苦しんでいる農家も多数いるようですが)。
食肉の価格などは大幅に下がりました。
でも。
あまり食品のことを知らない、そんなあなたに観て欲しい映画でした。
途中には目を覆いたくなるような映像もあり、正直あまり気分の良いものではありません。
でも選択の権利を持った消費者が知らないからこそ、一部の巨大企業が好き勝手できている。
これはアパレルもそうですし、今の格差問題でもそうですが、国際経済学などを勉強してきて感じたことです。
まぁ知らない方が良いという方もいるとは思いますが。
自分の生活の根幹である”食”という部分が知らないうちに巨大なリスクを抱えていると知ったらどう思いますか?
僕はとりあえず、もう少しこの問題について勉強を続けたいと思っています。
有機農業や持続可能性などについても学び、実際自分で色々なところに足を運んでみたいと思っています。
学ぶことはきっと大切だと思うんです。自分の人生をより良いものにするために。